米FRBが追加利下げ決定 貿易摩擦への警戒感から[2019/09/19 06:14]

 アメリカの金融政策を決めるFRB(連邦準備制度理事会)は、貿易摩擦への警戒感から追加の利下げに踏み切りました。

 パウエル議長:「強い米国経済を維持し、現存するリスクへの保険を掛けるため、今回の決定に至った」
 FRBは、18日までに開いた会合で政策金利を0.25%引き下げ、年1.75%から2%の範囲にすることを決めました。前回7月の会合から連続での利下げとなります。パウエル議長は、世界経済の減速や貿易摩擦に懸念を示し、景気の悪化には「適切に行動する」と追加の利下げも示唆しました。一方、FRBに大幅な利下げを迫ってきたトランプ大統領は、この決定を受けて「ガッツもセンスもビジョンもない」とツイッターで批判をしました。

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