米朝協議の代表に金明吉氏 ボルトン氏解任を評価[2019/09/21 11:10]

 非核化を巡るアメリカと北朝鮮の実務協議で、北朝鮮側は金明吉(キム・ミョンギル)前駐ベトナム大使が首席代表を務めることを表明しました。

 朝鮮中央通信は20日、金氏の談話を伝え、米朝実務協議で北朝鮮の首席代表を務めることを明らかにしました。金氏はトランプ大統領が対北朝鮮強硬派のボルトン補佐官を更迭したことについて「面倒な厄介者がいなくなった」「懸命な政治的決断を歓迎する」と評価しました。また、「近く行われる協議にアメリカがまともな計算法を持って臨むものと期待し、結果について楽観したい」と北朝鮮の段階的な非核化をアメリカが受け入れることへの期待を示しました。

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