アフガニスタン大統領選 厳戒態勢のなか投票始まる[2019/09/28 22:57]

 続発するテロなど治安が悪化の一途をたどるアフガニスタンでは28日、厳戒態勢のなか、大統領選挙の投票が始まりました。

 5年に一度の大統領選挙は、現職のガニ大統領と政権のナンバー2であるアブドラ行政長官の事実上の一騎打ちとなっています。一方、選挙に反対する反政府勢力「タリバン」は自爆テロを繰り返すなど攻撃を激化させていて、政府は警戒を強めています。南部カンダハルでは28日、投票所近くで爆発が起きて負傷者が出ています。選挙では治安回復が最大の争点となっていますが、合意間近とみられていた駐留米軍の一部撤退などを巡るアメリカとタリバンの和平協議がタリバンによるテロ攻撃で暗礁に乗り上げるなど、混迷は深まるばかりです。

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