国際

2019年10月3日 07:18

米景気に懸念 NYダウ一時600ドル近く下落

2019年10月3日 07:18

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 アメリカで景気後退への懸念が強まり、ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は一時、600ドル近く値下がりしました。

 2日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は一時、600ドル近く値下がりし、取引時間中としては約1カ月ぶりに2万6000ドルを割り込みました。アメリカの製造業の指数が10年3カ月ぶりの低水準だったことに加え、雇用関連の指標も予想を下回ったことから、ハイテク株を中心に売りの勢いが強まりました。ダウ平均株価は前日に比べ494ドル42セント安い2万6078ドル62セントで取引を終えました。トランプ大統領は、1日に「アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)とFRBのパウエル議長がドル高を容認したことで製造業に悪影響を与えた」とツイッターで批判しています。一方、製造業の指数を発表した「全米供給管理協会」の調査によりますと、製造業の幹部が景気落ち込みの最大の要因として挙げたのは「米中貿易摩擦」だということです。

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