実務者協議で米が妥協案提案か 対北交渉前進狙う[2019/10/03 10:43]

 非核化を巡る北朝鮮との実務者協議で、アメリカが暫定的に経済制裁を緩和する妥協案を提案する方針だとアメリカの一部のメディアが報じました。

 アメリカの「デジタルメディア・ボックス」は複数の政府関係者の話として、アメリカが繊維と石炭に対する国連制裁を36カ月間、停止する代わりに、北朝鮮が寧辺(ニョンビョン)の核施設を閉鎖してウランの濃縮を停止する妥協案を示す見込みだと報じました。近く、スウェーデンで開かれるアメリカと北朝鮮の実務者協議で提案されるとみられます。これまで、アメリカはすべての非核化の作業が終わるまで制裁は解除しないとする方針を崩さず、交渉が難航していました。報じられた提案はこれまでの方針を転換し、北朝鮮に譲歩を示すことで交渉を前に進める狙いがあるとみられます。ただ、非核化の達成前に制裁を緩和しても北朝鮮が最終的な非核化に応じる保証がないうえ、その間に核やミサイルの開発が進むリスクも残されています。

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