過激描写で物議 映画「ジョーカー」米で上映始まる[2019/10/04 20:12]

 バットマンの悪役として知られる「ジョーカー」の映画がアメリカで公開されました。その過激な描写が物議を醸しています。

 観客:「映画を見終わった後はセラピーに行く必要があるように感じるよ。ただ本当に完成度が高くてよかった」「芸術作品として楽しめる映画だね」
 この映画は、心優しい主人公が凶悪なジョーカーへと変わっていく姿を描いた作品です。今年のベネチア国際映画祭で最高賞を受賞しましたが、その過激な描写から暴力を誘発する危険性も指摘されています。ジョーカーを巡っては、2012年にコロラド州で関連作品の上映中に12人が死亡する銃乱射事件が起きました。このため、ロサンゼルスなどの映画館ではマスクの着用が禁止されて警備態勢が強化されています。

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