香港デモ「覆面禁止」で抗議過熱 鉄道や商店も休止[2019/10/05 11:57]

 香港でデモ参加者のマスク着用を禁じる「覆面禁止法」が施行され、市民らの反発が強まっています。5日未明まで続いた抗議活動では、14歳の少年が警察官に銃で撃たれて重傷を負いました。

 香港政府はデモ隊がマスクなどで顔を覆うことで過激になるとして、午前0時から覆面禁止法を施行しました。これに反発する若者らは法の施行後もマスクを外さず、抗議活動を続けました。地元のメディアによりますと、デモ隊に囲まれた警察官が実弾を発砲して14歳の少年が太ももを撃たれて重傷を負ったということです。抗議活動は午後も呼び掛けられていて、主な鉄道や地下鉄は朝の始発から運行を取りやめ、ショッピングセンターなども営業を停止しています。

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