輸出管理を巡って韓国が日本をWTO(世界貿易機関)に訴えている問題で、両国による二国間協議がスイスで行われましたが、歩み寄りはありませんでした。
この協議は日本が7月に始めた半導体材料の輸出管理に対し、韓国側が差別的な措置だとしてWTOに提訴したことを受けて行われました。協議終了後に日本側は会見を行い、これまでの主張通り「安全保障上の問題でWTO協定違反にはあたらない」と韓国側に繰り返し伝えたということです。一方で、韓国側から協議継続の申し入れがあり、日本側もこれを受け入れて数週間以内には2度目の協議が行われる見込みです。
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