グレタさん 米コロラド州で温暖化防止を訴え[2019/10/12 11:36]

 世界各地で異常気象による災害が相次ぐなか、スウェーデンの高校生、グレタ・トゥーンベリさん(16)がアメリカ・コロラド州で地元の住民らとともに環境保護を訴えました。

 グレタ・トゥーンベリさん:「権力者は私たちと今、利用できる最高の科学を無視し続けています。よくもそんなことを」
 コロラド州デンバーで11日、グレタさんは集まった若者や大人を前に「本当にありがとう。戦いを続けよう」と話し、地球温暖化の防止を訴えました。コロラド州では、シェールオイルなどの開発による水質汚染を懸念する声も上がっています。グレタさんは先月に国連総会で演説した後、カナダとアメリカを転々としながら環境破壊に対する抗議活動をしてきました。今後も各地でデモに参加するとみられ、若者だけでなく世代を超えて影響が広がっています。12月にはチリで開催される国際会議「COP25」に出席する予定です。

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