米中貿易協議 中国側も「農業や知財保護で進展」[2019/10/12 15:15]

 アメリカのトランプ大統領が「第一段階の合意に達した」と述べた米中貿易協議について、中国側も結果を発表しました。

 中国国営の新華社通信は「率直かつ建設的な議論を行った」としたうえで、「農業や知的財産権の保護、為替、金融サービス、貿易協力拡大、技術移転、紛争解決などの分野で実質的な進展を得た」と伝えました。このなかの「農業」と「貿易協力拡大」については、アメリカ側が中国がアメリカの農産品を最大5兆4000億円分、購入することを表明した部分にあたるとみられます。また、トランプ大統領が「合意した」と述べた「知的財産の保護」や「金融サービス」も中国側の発表に含まれています。一方で、トランプ大統領は来月にチリで行われるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に合わせて習近平国家主席と合意への署名を行う意向を示しましたが、これについては中国側の発表では触れられていません。