“北方領土でマラソン”小池氏の発言にロシア側反発[2019/10/21 07:09]

 東京オリンピックのマラソンを実施する都市について、北方領土を引き合いに出した東京都の小池知事の発言に対してロシア側が18日にSNS上で反発しました。

 東京都の小池知事は17日、マラソンと競歩の開催都市を巡って「北方領土でやるのはどうか」などとの持論を展開しました。在日本ロシア大使館やロシア外務省は18日にSNSを通じて「日本には涼しい土地がある。しかし、ロシアの南クリル諸島は日本のものではない」と北方四島がロシア領であるとの主張を繰り返しました。そのうえで、「スポーツは連帯をもたらすべきであり、対立につながる冗談に使うべきではない」と小池知事の発言を非難しました。

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