「世界を不安定化」米・ペンス副大統領が中国批判[2019/10/25 12:03]

 アメリカのペンス副大統領は中国の知的財産侵害などを強く批判し、「世界を不安定化させている」として対決姿勢をあらわにしました。

 アメリカ、ペンス副大統領:「(この1年間で)中国はアメリカとの経済関係の改善策を講じていないばかりか、攻撃的な姿勢で世界を不安定化させている」
 ペンス副大統領はさらに、「中国に進出した企業は自社の技術を中国軍に手渡すことを強要されている」と非難しました。また、「香港で中国が暴力的手段を使うなら貿易交渉で合意できない」とも警告しています。一方で、対話を通じて中国の経済改革を促すとも述べました。ワシントンでは去年のペンス副大統領の演説をきっかけに対中強硬路線が鮮明になっていて、今回の演説は改めてこうした流れを裏付ける形となりました。

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