EU(ヨーロッパ連合)離脱を巡って揺れるイギリスのジョンソン首相は総選挙を実施する法案を議会に提案し、最大野党・労働党も賛成に回って可決しました。12月に総選挙が行われることになります。
野党・労働党、コービン党首:「選挙の準備はできている。この党で過去最大の選挙運動を仕掛けていく」
労働党のコービン党首はこれまでの方針から一転し、総選挙に賛成することを表明しました。ジョンソン首相は29日に議会に総選挙を実施する法案を提出し、労働党も賛成に回りました。下院で採決が行われ、賛成438票、反対20票で可決しました。投票日は12月12日の予定です。総選挙の焦点はEU離脱の是非で、議会では膠着(こうちゃく)状態が続くなか、判断が国民に委ねられることになります。
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