FCAとPSA対等合併で合意 世界第4位の自動車連合に[2019/10/31 17:53]

 大手自動車メーカーのフィアット・クライスラーと、「プジョー」などを傘下に持つフランスのPSAは経営を統合する方針で合意したと発表しました。

 発表によりますと、両社が互いの株を50%ずつ持ち合う対等合併で、時価総額で5兆円規模、販売台数では世界第4位に相当する自動車メーカーになります。詰めの協議を進め、数週間以内に覚書を交わしたいとしています。オランダに本社機能を置き、新会社のCEO(最高経営責任者)にはPSAのタバレスCEOが就任します。電気自動車や自動運転技術の開発を合理的に進めることや、北米市場に強いフィアット・クライスラーと、プジョーやオペルを傘下に持ってヨーロッパに地盤を持つPSAの強みを生かし、ブランド力の向上を狙うとしています。

こちらも読まれています