文大統領の母親死去に金正恩委員長が弔電 [2019/10/31 20:50]

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の母親が亡くなり、北朝鮮の金正恩委員長が弔電を送りました。

 文大統領の母親のカン・ハンオクさんは29日、老衰のため入院中の病院で亡くなり、釜山で葬儀が営まれました。韓国大統領府は31日、北朝鮮の金委員長から文大統領宛ての弔意文を受け取ったと発表しました。内容については、「金委員長は深い追悼と哀悼の意を示し、文大統領にお見舞いのメッセージを伝えた」と説明しています。金委員長は6月、故金大中(キム・デジュン)元大統領夫人が亡くなった際に妹の与正(ヨジョン)氏を板門店(パンムンジョム)に派遣し、弔辞を伝えていました。北朝鮮は韓国批判を強めて南北の交流を断っていて、韓国メディアは「南北対話再開のきっかけになるか注目だ」と伝えています。

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