行動や発言の一つひとつが大きな反響を集めるスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんのメッセージが再び話題を集めています。
16歳のグレタさんは「温室効果ガスを減らすため」として、長距離の移動でも航空機を使わないことで知られています。来月、南米のチリで開催予定だった「COP25」に参加するためにアメリカ入りしていましたが、会議の開催地がスペインに急きょ、変更されました。これを受け、グレタさんは「違う方向で地球を半周してしまった。誰か移動手段を見つける支援をしてくれるとすごくうれしい」などと投稿しました。グレタさんに救いの手を差し伸べたのは、開催都市であるスペインの環境保護大臣。「大西洋の横断を喜んでお手伝いします」と応じました。具体的な手段は明らかになっていませんが、一部のメディアは二酸化炭素の排出量が抑制できる「貨物船」の選択肢があると指摘しています。今回の投稿に対しては「まずスペインの首相などに相談したほうが良い」など協力的な声も上がった一方、「なぜテレビ電話などの方法を選ばないのか」という意見や「魔法のじゅうたんで」「イルカで」などと皮肉が込められた投稿も多く、大きな反響を集める投稿となりました。
広告