国際

2019年11月7日 10:44

イランが核合意逸脱を加速 新たにウラン濃縮再開

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 イランはアメリカの制裁に対抗する第4弾の措置として、核合意で制限されていた核関連施設でウラン濃縮を再開しました。

 イラン原子力庁は7日、中部フォルドゥの核関連施設でウラン濃縮を再開したと発表しました。ウラン濃縮度は原発燃料と同程度の5%以下に抑える方針です。イランが2015年にアメリカなどと結んだ核合意では、地下深くにあって秘密性が高いとされるフォルドゥの施設では15年間はウラン濃縮を行わないと規定されていました。イランのロウハニ大統領はツイッターで「アメリカのおかげでフォルドゥの核関連施設はすぐに完全稼働に戻る」と皮肉りました。イランは経済制裁を続けるアメリカに対抗するため核合意の履行停止措置を次々と進め、これが第4弾になります。一方、イラン中部にあるナタンツの核施設を先週に訪れたIAEA(国際原子力機関)の査察官に対し、イランは立ち入りを拒否しました。査察官が不審なものを所持している疑いがあったためだとしています。

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