米軍主導の有志連合 ホルムズ海峡で護衛活動開始[2019/11/08 00:09]

 イランとその周辺国を巡り、緊張が高まるペルシャ湾でアメリカ軍主導の有志連合によるタンカーの護衛活動が正式に始まりました。

 AFP通信によりますと、中東のペルシャ湾でアメリカ軍主導の有志連合によるタンカーの護衛活動が7日、正式に開始しました。アメリカ海軍の第5艦隊は「作戦はペルシャ湾の安全を守るための守備的なものだ」と強調しています。原油輸送の大動脈とされるホルムズ海峡周辺では、航行中のタンカーやサウジの石油施設が攻撃されるなどの事件が相次ぎ、アメリカなどはイランの革命防衛隊による犯行だと非難し、緊張が高まっています。有志連合には湾岸諸国から、バーレーン、サウジアラビア、UAE(アラブ首長国連邦)が参加したほか、イギリスやオーストラリアなども加わっています。日本は今回、参加を見送り、独自に自衛隊を派遣することを検討しています。

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