中国で大学の教員が香港のデモ参加者を擁護する発言をしたところ、大学が厳しく処分すると発表しました。
中国南東部の江西省にある南昌航空大学の教員が70人規模のSNSのグループチャットで「暴徒たちは皆、子どもだ。彼らは人を一人も殺していない」とコメントしたところ、インターネット上に拡散して騒動となりました。これを受けて大学は13日に声明を発表し、「不適切な言論」と指摘したうえで「規定に従い、厳しく処分する」と強調しました。中国当局は先月、香港で行われた抗議デモに参加して関連の文章を発表した30代の女性活動家を拘束するなど言論統制を強めています。
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