温暖化対策を訴えるスウェーデンの高校生、グレタ・トゥーンベリさんがスペインで開かれる気候変動に関する会議に出席するため、ヨットでアメリカの東海岸を出発しました。
グレタさんは寒波の影響で気温が氷点下に冷え込むなか、13日午前8時ごろにバージニア州の港を出航しました。協力を申し出たヨットのオーナーのオーストラリア人カップルらとともに、2週間から4週間かけて大西洋を横断します。グレタさんは来月に開かれる国連の気候変動に関する会議「COP25」に参加するため当初、南米のチリを目指していましたが、開催がスペインのマドリードに変更になってツイッターで協力を求めていました。ヨットは太陽光や水力発電を用い、ほとんど二酸化炭素を排出しません。8月にイギリスからアメリカに渡った際のヨットにはトイレがなかったものの、今回はトイレも完備されているということです。
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