フランス 「黄色ベスト運動」開始から1年[2019/11/17 02:26]

 フランスで続くマクロン政権への抗議活動「黄色いベスト運動」が17日で開始から1年になります。パリでは16日も一部の過激派と警官隊が激しく衝突しました。

 ガソリン税の値上げに端を発した「黄色いベスト運動」は、マクロン政権全体への批判運動へと拡大して今も断続的にフランス各地で続いています。パリ市内では16日、デモ隊に紛れた一部の過激派が破壊行為を繰り返し、警官隊は催涙弾で応戦するなどして100人以上の身柄を一時、拘束しました。17日に運動開始から1年の節目を迎えるため、この週末にフランス全土で約270の抗議活動が企画されていて、当局はデモの暴徒化に警戒を強めています。

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