GSOMIAで中国「第三国の利益を毀損すべきではない」[2019/11/22 20:42]

 日韓のGSOMIA(軍事情報包括保護協定)について、中国外務省は「第3国の利益を毀損すべきではない」と述べ、日韓の軍事協力に懸念を示しました。

 中国外務省の報道官は「安保協力を進めたり、やめたりすることは主権国家の権利だ」と述べ、二国間の軍事協定自体には一定の理解を示しました。ただ、そのうえで「朝鮮半島の平和推進に役立つべきで、第3国の利益を毀損すべきではない」と指摘し、GSOMIAが中国や北朝鮮の国益を損なうものだとの考えをにじませました。中国メディアでは米中間の対立を背景に、仮にGSOMIAが失効すれば「アメリカにとって大きな挫折だ」などの論調が出ていました。

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