「弾道ミサイル遠からず見る」日朝対話も否定的[2019/11/30 17:47]

 北朝鮮高官は28日に発射した飛翔(ひしょう)体を弾道ミサイルと発表した安倍総理大臣を非難する談話を出し、新たな発射を警告しました。

 朝鮮中央通信は30日朝、北朝鮮外務省の日本担当の副局長が「写真を見てもロケット砲とミサイルを見分けられていない」と安倍総理を非難する談話を伝えました。北朝鮮メディアは、28日に発射したのは「超大型ロケット砲」だと報じていました。また、「真の弾道ミサイルが何かを遠からず、それも非常に近くで見ることになるかもしれない」と日本上空を通過するミサイルの発射を示唆しました。そのうえで、日本が弾道ミサイルだと発表したことについて「『北朝鮮の脅威』と奇声を発すればアメリカが喜ぶと打算した」と批判し、安倍総理が求める日朝の対話に否定的な考えを示しました。

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