米「ウイグル人権法」可決に中国が対抗措置の構え[2019/12/05 06:22]

 アメリカ議会の下院でウイグル族への弾圧に対する対応の強化をアメリカ政府に求める法案が可決されたことに対し、中国政府は対抗措置を取る構えを明らかにしました。

 中国外務省・華春瑩報道局長:「米国が中国の利益を毀損したことに対し、我々が何もしないなどあり得るだろうか。いかなる誤った言動も代償を払わなければならない」
 中国外務省の華春瑩報道局長は4日の会見で、アメリカに対して「民族間に亀裂を入れ、中国の発展を邪魔しようとしている」と非難しました。さらに、ウイグル問題については「人権問題や宗教問題ではなく、テロ対策だ」との従来の説明を繰り返し、「中国の利益を毀損すれば反撃を受けなければならない」と反発しました。

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