「アメリカが挑発なら暴言で対抗」 北朝鮮高官[2019/12/05 23:50]

 北朝鮮高官はアメリカのトランプ大統領が北朝鮮への武力行使に言及したことについて、「挑発だと確認できた場合、我々も暴言を開始する」との談話を発表しました。

 朝鮮中央通信は5日、トランプ大統領の発言に関する崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官の談話を伝えました。北朝鮮に対する武力行使に言及したことや金正恩委員長を「ロケットマン」と呼んだことについて、崔次官は「意図的に対決の雰囲気を増幅させる表現を使うなら、本当に老いぼれのもうろくが再び始まったと診断すべきであろう」と指摘しました。そのうえで、「計算された挑発と確認できた場合、我々もアメリカに対抗して暴言を開始する」と警告しました。ただ、「金委員長はトランプ大統領に何の表現も使っていない」と今後のアメリカの動きを注視する考えを示しました。

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