米韓首脳が電話会談「半島情勢厳しい」認識共有[2019/12/07 16:15]

 アメリカのトランプ大統領と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は電話で会談し、北朝鮮のミサイル発射など「情勢は極めて厳しい」との認識を共有するとともに、北朝鮮との対話継続で一致しました。

 韓国大統領府は7日、トランプ大統領の要請で米韓首脳が電話会談をしたと発表しました。北朝鮮がミサイル発射を繰り返し、さらなる軍事的挑発の兆候を見せるなか、「最近の朝鮮半島情勢は極めて厳しいとの認識を共有した」としています。また、米朝の非核化交渉で成果を出すために対話を続けることで一致したということです。北朝鮮は非核化交渉の期限とする年末に向けてアメリカへの牽制(けんせい)を強めていて、対応策を話し合ったとみられます。トランプ大統領は3日、北朝鮮に対して「必要なら軍事力を行使する」と述べ、北朝鮮が反発する談話を出していました。

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