中国 ウイグル自治区幹部が米の「人権法案」非難[2019/12/10 08:08]

 中国・新疆ウイグル自治区の幹部がアメリカで「ウイグル人権法案」が可決されたことを非難しました。

 新疆ウイグル自治区、ショハラト・ザキル主席:「我々が新疆ウイグル自治区で行っているテロ・過激化対策は、米国を含む多くの国で行われている対策と何ら変わらない」
 新疆ウイグル自治区の幹部らは、アメリカの下院でウイグル人権法案が可決されたことについて「中国の民族間に不和の種をまき、中国の発展を封じ込めようとする策略だ」と批判しました。また、「収容所は存在しない。職業訓練センターとテロ対策が悪意でねじ曲げられている」と主張しました。中国国営の海外向け放送で「反テロ最前線」というドキュメンタリーを配信して当局の対応の正当性をアピールしています。

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