COP25でグレタさん演説 世界の指導者を厳しく批判[2019/12/12 02:11]

 「COP25」では高校生の環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが政治家など世界の指導者に対して「行動しているふりをして抜け道を探している」と厳しく非難しました。

 環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん:「最も危険なのは何もしないことではなく、本当の危険は政治家やCEO(最高経営責任者)が実際の行動が起こっているように見せること、巧みな説明や創造力に富んだPRは別にして、実際には何もされていないということです」
 また、グレタさんはCOP25の首脳会議についても各国が抜け道を交渉する機会に変わってしまったようだと批判し、「次の10年が地球の将来を決める」と危機感をあらわにしました。そのうえで、地球温暖化対策を直ちに行動に移すよう、世界中の人々に改めて呼び掛けました。

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