国連安保理で追加制裁示唆の米を北朝鮮が非難[2019/12/13 01:39]

 北朝鮮メディアは、アメリカが国連の安全保障理事会でミサイル発射などの挑発を非難したことに対して「黙っていない」などと警告する談話を出しました。

 談話は外務省スポークスマン名義で朝鮮中央通信が12日に報じました。11日に開かれた国連安保理の会合で、アメリカの代表が「挑発行為をやめなければ相応の行動を取る」と述べたことについて、「絶対に黙って見過ごせない」と強い不快感を示しています。さらに、「我々を武装解除しようとする強盗さながらの本性を示した」と非難したうえで、「相応の対応をする準備ができている」と強硬路線を示唆して警告しました。北朝鮮は年末とする非核化交渉の期限を前に、アメリカに譲歩を迫って挑発を続けています。

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