野村が中国で営業開始　日本初参入[2019/12/20 23:28]

　長年、外資企業に対して厳しい制限をしてきた中国で、日本の証券会社が初めて営業を開始しました。

　野村HD中国委員会・飯山俊康主席：「今、変革が起こり始めているこのタイミングで、我々が最初にグローバル第1号の証券会社として認められて中国の国内市場に入っていくことができたというのは非常に大きなアドバンテージだと思う」
　野村ホールディングスは、中国で51％を出資する合弁の証券会社「野村東方国際証券」の営業を始めました。富裕層向けのビジネスを展開して顧客基盤を作ったうえで、今後は投資銀行業務などの認可も得たいとしています。野村証券は約40年前に外資系の証券会社として初めて中国に事務所を開設しましたが、中国ではこれまで厳しい外資制限があり、本格的な参入が許されてきませんでした。