洞窟少年助けたダイバー死亡 救出中に感染症患う[2019/12/29 18:48]

 タイで洞窟に閉じ込められた少年ら13人の救出活動中に感染症を患い、治療を受けていたダイバーが死亡しました。

 去年、タイ北部チェンライ県の洞窟にサッカーチームの少年12人とコーチ1人が閉じ込められました。救出活動は難航しましたが、18日目に13人全員が助け出されました。タイ海軍の特殊部隊の男性兵士(29)はダイバーとして救出活動にあたっていた際、感染症を患いました。治療は1年以上続けられましたが、今月27日に病状が悪化し、細菌感染による敗血症で死亡したということです。救出活動に伴う犠牲者はこれで2人になりました。もう1人は元タイ海軍の特殊部隊の別のダイバーで、空気ボンベを運ぶ途中に意識を失って死亡しています。

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