NYダウ前年比2割超上昇 米経済堅調[2020/01/01 09:23]

 アメリカ・ニューヨークの株式市場が2019年最後の取引を終えました。ダウ平均株価は前年に比べて20%以上、上昇し、アメリカ経済の堅調さを裏付けました。

 2019年は最高値更新が続いたダウ平均株価ですが、12月31日は前日に比べて76ドル30セント値を上げ、2万8538ドル44セントで2019年内最後の取引を終えました。最終日にトランプ大統領が米中貿易協議の第1段階の合意について「1月15日に署名式を開く」とツイッターに投稿したことが好感されましたが、利益確定の売りも出てもみ合いました。2019年通年では特に「アップル」などテクノロジー関連や金融関連の株価が大幅に伸び、ダウ平均株価は前年に比べて22.3%の上昇となりました。米中貿易摩擦など景気下押しの懸念材料があったものの、アメリカの景気拡大は11年目に突入しています。

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