イランが、アメリカ軍が駐留するイラク国内の基地にミサイル攻撃をしました。少なくとも十数発以上の弾道ミサイルを撃ち込みました。
イランの革命防衛隊は日本時間の8日朝、アメリカ軍が駐留するイラク国内のアルアサド空軍基地に向けて弾道ミサイルを発射しました。ミサイルは少なくとも十数発が発射され、イラク北部のアルビルにも撃ち込まれました。この攻撃はアメリカ軍が革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害した攻撃への報復で、イラン国営放送は「殉教者ソレイマニ作戦」と命名しました。アメリカのFOXニュースは、アメリカ側に死傷者は出ていないと伝えています。ロイター通信によりますと、イラン側は今回の攻撃が第1段階だとし、追加攻撃の可能性を示唆しています。アメリカが反撃に出るのかどうかが焦点となりますが、アメリカとイランの衝突がエスカレートする恐れもあります。
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