ロシア内閣が総辞職 新首相に連邦税務長官を指名[2020/01/16 06:27]

 ロシアのメドベージェフ首相が内閣総辞職を表明しました。後任にはミハイル・ミシュスチン連邦税務局長官(53)が指名されました。

 プーチン大統領が新たな首相に指名したのはミシュスチン氏です。モスクワ出身で、2010年から連邦税務局のトップを務めています。首相に就任するには下院の過半数の賛成が必要ですが、プーチン大統領の与党が多数を占めていて、承認は確実視されています。一方、辞職するメドベージェフ首相を巡っては汚職疑惑で国民からの批判を浴びていたため、事実上の更迭だという見方も出ています。プーチン大統領としては、人事の刷新で過去最低水準にある政権の支持率を回復したい考えです。

こちらも読まれています