日本に住むミャンマーの少数民族「ロヒンギャ」の人たちが外務省の前に集まり、日本の大使が「ミャンマー軍は大量虐殺に関与していない」と発言したことに抗議しました。
ロヒンギャを巡ってはミャンマー軍による虐殺があったとしてミャンマー政府が国際司法裁判所に提訴されていますが、アウン・サン・スー・チー国家顧問はこれを否定しています。現地メディアによりますと、ミャンマー駐在の丸山大使は先月、「大量虐殺にミャンマー軍は関与していないと思う」などと発言したとされています。外務省の前には16日にロヒンギャの人たち約30人が集まり、虐殺はミャンマー軍が行ったものだとして発言の訂正と謝罪を求めました。
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