プーチン大統領、再び退任示唆 ソ連時代引き合いに[2020/01/20 08:31]

 ロシアのプーチン大統領は18日、今の大統領の任期が切れる2024年に「退任」し、後継者に権力を引き継がせる考えを示唆しました。

 プーチン大統領は18日、ナチス・ドイツと激しい戦いが行われて数十万人が犠牲となったかつての「レニングラード」、現在の「サンクトペテルブルク」を訪れて犠牲者を追悼しました。訪問に合わせてプーチン大統領と退役軍人との面会が行われ、そのなかでプーチン大統領は次のように述べました。
 プーチン大統領:「(旧ソ連の)1980年代は指導者が人生の終わりの日まで1人ずつ権力を持っていたが、それは驚くような状況だった。1980年代には戻らない方が良い」
 プーチン大統領は指導者の死亡に合わせてトップが変わったほか、これに伴って権力を委ねる環境が十分ではなかった旧ソ連時代の状況に否定的な見解を示しました。現在の任期が切れる2024年で大統領の座からは退任する考えを改めて示唆した形ですが、プーチン大統領は退任後も何らかの形で権力を維持するとみられています。