新型肺炎の死者拡大…武漢の空港や駅を“封鎖”[2020/01/23 06:15]

 中国で新型コロナウイルスによる肺炎の死者は17人に増えました。当局は、感染が拡大している武漢市を離れるルートを閉鎖することに踏み切りました。

 武漢市がある湖北省は22日夜の記者会見で、死者は17人に増えたと発表しました。中国本土だけで感染者は500人を超えています。武漢市は23日午前から空港と鉄道の駅で武漢から離れるルートを閉鎖すると通達しました。バスや地下鉄などの市内の交通機関も止め、レストランなどの公共施設に入る際にはマスクの着用を義務付けました。一方、中国政府からの要請で武漢で調査した感染症の専門家は新型コロナウイルスについて「もちろん変異するだろう」との見方を示し、感染力や毒性が増すこともあると指摘しました。

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