新型肺炎でWHO緊急会合 「緊急事態」宣言は見送り[2020/01/24 06:14]

 新型肺炎についてWHO(世界保健機関)は緊急の会合を開きましたが、「緊急事態」の宣言は見送りました。

 WHOは世界各国の専門家らが参加する緊急の会合を開き、22日から2日間にわたって協議しました。その結果、症例のほとんどが中国国内であることやヒトからヒトへの感染が中国以外では確認されていないことなどを理由に国際的な緊急事態だと判断するにはまだ早いとして宣言を見送りました。一方で、「状況を深刻に捉えていないわけではない」として、中国以外の国に対しても空港での監視体制の強化などを求める方針です。

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