新型肺炎は「米国の仕業」 ロシア重鎮議員が発言[2020/01/28 18:30]

 新型コロナウイルスの感染の拡大について、ロシアの重鎮議員が「アメリカによる仕業だ」と主張して物議を醸しています。

 国営ロシア通信によりますと、プーチン政権を支援するロシア自由民主党のジリノフスキー党首は25日、「経済で中国に負けているアメリカによる仕業だ」と発言しました。「どうせ誰かが薬を売って大儲けすることになる」とも述べていて、一連の発言は不謹慎だと指摘する声が上がっています。一方、ロシアの保健当局は27日、「100件以上の疑い例があったがすべて陰性だった」として、ロシア国内に感染者はいないと発表しました。中国と国境を接する他の国々で感染が相次ぐなか、「ロシアでは極めて厳密な検疫が行われている」としています。

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