米航空会社が続々中国便停止 NY株は大幅安[2020/02/01 03:24]

 新型コロナウィルスの感染が拡大するなか、アメリカではデルタ航空が4月30日まで中国便をすべて運航停止にすると決めるなど、影響が広がっています。

 デルタ航空は2月6日から4月30日まで、アメリカから中国へ向かう航空便をすべて運航停止にすると発表しました。デルタ航空は現在、アメリカと中国との間で週42便を運航していますが、運航停止は武漢以外の北京や上海への便も含まれるとしています。アメリカの国務省が「渡航中止」勧告の対象を中国全土に広げたことで、アメリカン航空も3月27日までアメリカから中国への運航を全面停止にしています。こうした影響を受けて、ニューヨークの株式市場では31日、航空会社など幅広い銘柄が売られ、ダウ平均株価は一時、500ドル以上の大幅な値下がりとなりました。

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