“新型コロナ”対応で習近平指導部「至らない点が」[2020/02/04 08:11]

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡って習近平国家主席ら中国共産党の最高指導部は会議を開き、「至らない点が明らかになった」として対応の誤りを認めました。

 最高指導部は会議で「今回のウイルスは我が国の統治システムと統治能力にとって大きな試練であり、我々は教訓をくみ取らなければならない」と指摘しました。そのうえで、「今回の対応で脆弱(ぜいじゃく)な部分や至らない点が明らかになった」として一連の対応に問題があったことを認めました。一方で、「党中央の対策を十分に実行しない者」「責任のなすり合いをする者」などと列挙し、「主要な指導幹部の責任が問われる」としました。今回の責任を地方政府の範囲にとどめるのか、党指導部にまで広げるのかが今後の焦点となります。

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