対中国貿易赤字18%減少 制裁関税が影響[2020/02/06 06:32]

 アメリカ商務省は2019年の対中国貿易赤字が約18%減少したと発表しました。

 アメリカ商務省が5日に発表した2019年の貿易収支によりますと、中国に対する貿易赤字は前の年よりも17.6%減って約3456億ドル、日本円で約38兆円になりました。トランプ政権が中国によるアメリカ企業の知的財産の侵害などを理由に制裁関税を発動した影響で中国との輸出入額は大きく減り、赤字は2014年以来の低い水準となりました。一方で、日本に対する赤字は2.7%増え、約690億ドルでした。

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