ロシア 武漢からの帰国者を極寒のキャンプ地に隔離[2020/02/14 08:14]

 世界中で感染が拡大するなか、中国と国境を接するロシアは武漢からの帰国者を極寒のキャンプ地に隔離したほか、中国の外交官には屋内での待機を要請するなど厳格な対応を取って感染拡大を食い止めています。

 プーチン大統領:「金が目当てでしょう。それぞれに対して対処する必要がある。営業許可を剥奪(はくだつ)しなければならない」
 ロシア国内でマスクが50倍以上に値上がりしているとの報告を受けたプーチン大統領。不当な値上げをする業者を厳しく処分する方針を明らかにしました。中国と約4000キロの国境を接するロシアは新型コロナウイルスの感染拡大を脅威と受け止め、厳格な対応を取っています。ロシア政府は5日、武漢に滞在していたロシア人ら144人を軍用機で退避させましたが、到着後、直ちに隔離した先はシベリア地方。市街地から約30キロ離れた施設での滞在を指示しました。
 ロシア消費者保護・福祉監督庁、ポポワ長官:「(隔離施設の)2カ所に非常線を張り、そこに警備要員も配置するので、(部外者が)出入りすることはできません」
 感染拡大を防ぐ対策は「外交官」に対しても厳格です。ロシア外務省は10日、中部の都市にある中国総領事館に新たに着任した総領事に対して当面、公邸にとどまるよう要請したことを明らかにしました。総領事は6日に着任していましたが、ロシア外務省は約2週間、隔離を続ける方針です。こうした対策もあってか、ロシア国内で確認された感染者は現時点で2人にとどまっています。