「日本の検疫のやり方は人権侵害だ」米メディア[2020/02/14 08:36]

 横浜港のクルーズ船で新型コロナウイルスの感染者が増えていることを受けて、アメリカのメディアは日本政府の対応が遅いとして「人権侵害だ」などと批判しています。

 13日付のワシントン・ポストは「日本政府が乗客に対してなぜもっと早く検査をし、下船させるための迅速な対応が取れなかったのか疑問が残る」と批判しました。そのうえで、専門家の指摘として「乗客乗員は船にいる限り感染のリスクにさらされ続ける」「日本の検疫のやり方は人権侵害だ」と批判しました。
 一方、ニューヨーク・タイムズは、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」にいるカリフォルニア州の乗客のメッセージを伝えました。この乗客の女性は「冷静でいようと努めてきたが、難しくなりつつある。船に留め置かれていることで感染のリスクにさらされているようだ」という不安の声を上げています。アメリカ国内では武漢からの帰国者など15人の感染者が確認されていますが、クルーズ船でのアメリカ人の感染者はすでに40人に上っています。