大富豪が全米支持率2位に急浮上 民主党候補者争い[2020/02/19 07:55]

 アメリカ大統領選挙の民主党候補者争いで大富豪のブルームバーグ元ニューヨーク市長(78)が最新の世論調査で全米の支持率2位に浮上し、民主党の候補者討論会に初めて参加する見通しとなりました。

 18日に発表された世論調査で、去年11月に出馬表明したブルームバーグ氏が全米の支持率19%を獲得し、急進左派のサンダース氏(78)の31%に次いで2位に浮上しました。去年12月の同じ世論調査では、ブルームバーグ氏の支持率はわずか4%でした。しかし、世界的な富豪としても知られるブルームバーグ氏はこれまで300億円以上、テレビ広告に費やすなど資金力を生かした選挙戦を展開し、支持率を急速に伸ばしています。そのため、19日に西部ネバダ州のラスベガスで行われる民主党の候補者討論会への参加資格を満たして初参加するとみられます。ブルームバーグ氏は大統領選の序盤の情勢を左右するとされる今月の予備選などには参加せず、14州で予備選などが行われる3月3日のスーパーチューズデーから候補者争いに参戦する見通しです。

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