WHOが警告「感染拡大阻止の機会は狭まっている」[2020/02/22 15:53]

 WHO(世界保健機関)は、新型コロナウイルスについて「ウイルスの拡大を止める機会は狭まってきている」と警告しました。

 WHOのテドロス事務局長は、21日の記者会見で中国への滞在歴や感染者との接触もなく、感染ルートのはっきりしないケースが各地で増えていることに懸念を示しました。そうした状況も踏まえ、テドロス事務局長は「ウイルスの拡大を止める絶好の機会が狭まってきている」と述べ、国際社会に対して資金面も含めた迅速な行動を取るよう呼び掛けました。また、中国入りしているWHOの国際調査チームが22日に武漢に入り、活動することを明らかにしました。

こちらも読まれています