新型コロナ 武漢当局「最初の発症は去年12月8日」[2020/02/27 08:13]

 感染が拡大する中国の新型コロナウイルスについて、武漢市当局は最初の肺炎患者が発症したのは去年12月8日だったと発表しました。

 武漢市はネット上での質問に答え、初めて確認された新型肺炎患者は陳氏という男性で、去年12月8日に発症したと明らかにしました。陳氏はすでに回復して退院していて、大量の新型コロナウイルスが検出された市内の海鮮市場を訪れていないと説明しています。ただ、中国政府系の研究機関は、ウイルスは同じ去年12月8日に「広く拡散した」と指摘し、早ければ11月下旬にはすでに「ヒトからヒト」へ感染していた可能性があると公表しています。武漢ではこれまでに4万7000人以上が感染し、2000人以上が死亡しています。

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