元テニス世界ランク1位 シャラポワ選手引退表明[2020/02/27 07:39]

 女子テニスのシングルス元世界ランキング1位でロシアのマリア・シャラポワ選手(32)が現役引退を表明しました。

 シャラポワ選手は26日付のアメリカの雑誌のコラムに「テニスよ、さようなら」というタイトルのコラムを寄稿し、現役引退を表明しました。「今後は家族と静かな時間を過ごすことを楽しみにしている」としています。「妖精」の愛称で名をはせたシャラポワ選手は2004年、17歳でウィンブルドン選手権で優勝したことを皮切りに、全米、全仏、全豪オープンの4大大会すべてを制覇して黄金時代を築きました。一方、2016年には禁止薬物を使用したとして選手資格を一時停止されたほか、近年は右肩の故障に苦しんで成績が低迷していました。

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