コロナ警戒でNY市長「日本からの渡航者も検査を」[2020/02/28 07:12]

 新型コロナウイルスの感染が世界で広がるなか、国際的な玄関口でもあるニューヨークの市長が空港でのスクリーニング検査に日本からの渡航者も加えるよう訴えています。

 デブラシオ市長:「感染者が大きく増加した国から来たどの渡航者にも検査を拡大すべきだ」
 ニューヨークのデブラシオ市長は26日、新型コロナウイルスの感染が広がる日本や韓国などからの渡航者について、空港で体温を測るなどスクリーニング検査の対象に加えるべきだと連邦政府などに呼び掛けました。トランプ政権は水際対策として中国への渡航歴がある人に入国制限をかけているほか、イタリアからの渡航者にスクリーニング検査をするとしていますが、日本は対象外としています。一方、アメリカメディアは「ニューヨークのJFK空港で26日、検査を受けないまま税関を抜けてタクシーに乗ったイタリア人がいた」と伝えていて、警戒感が高まっています。

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