米大統領選挙 民主党ブティジェッジ氏が撤退決意[2020/03/02 09:09]

 アメリカ大統領選挙に向けた民主党候補指名争いの初戦ではトップに立っていた38歳のブティジェッジ氏が撤退を決意したと複数のメディアが報じました。

 自らを同性愛者と表明し、主要候補のなかで最年少のブティジェッジ氏は、民主党の候補指名争いの初戦となるアイオワ州で勝利しました。しかし、先月29日に行われた南部サウスカロライナ州の予備選で惨敗したのを受けて撤退を決意したと複数のアメリカメディアが報じました。ニューヨーク・タイムズはサウスカロライナ州で黒人票を得られなかったことや、これまでの選挙戦で資金をほとんど使い果たしたことが要因だと分析しています。15の州と地域で候補者を選ぶスーパーチューズデーを今月3日に控え、トランプ大統領に挑む候補を決める民主党の指名争いについて、一部のメディアはサンダース氏とバイデン氏の一騎打ちになりそうだと伝えています。

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